グループの説明
SambaNova Systemsは2017年11月にアメリカ・シリコンバレーのパロアルトでスタンフォード大学の2人の教授Kunle OlukotunとChris Ré、サン・マイクロシステムズ及びオラクルでSPARCプロセッサの開発責任者していたRodrigo Liangによって創業されました。SambaNova Systemsは「新しいAI時代」にふさわしいAI半導体から基盤モデルまでのフルスタックAIを開発する会社として、シリーズDラウンドまでに11億ドル以上の投資を得たAIスタートアップ企業で、既に500人以上のAIエンジニアが集っています。
SambaNova Systemsは独自のReconfigurable Dataflowアーキテクチャに基づくAI半導体であるReconfigurable Dataflow Unit SN40L (TSMC 5nm技術を採用)から、RDUを最適に動作させるためのメモリや通信アーキテクチャを備えたハードウェアシステムDataScale、さらにDataflowプログラミングモデルを実行するためのSambaFlowソフトウェア、またLlama 2、Mistral、Falcon、Bloomなどの事前学習済み基盤モデルを含むSambaNova Suiteを製品として出荷しています。SambaNova SuiteにはComposition of Expertsアーキテクチャに基づく1兆パラメータの生成AIモデルSamba-1も含まれます。米国アルゴンヌ国立研究所、ローレンスリバモア研究所、日本の理研などの研究機関、アクセンチュア、アナログデバイセズなど、AIに積極的に取り組む世界の先端的な大企業がSambaNova Systemsの顧客となっています。