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2012年のImageNetコンペティションでディープラーニングが従来手法を圧倒した衝撃から10年。過去2回のAIブームが「AI冬の時代」を迎えたのとは異なり、第3次AIブームは「AIを使うのは当たり前のこと」としてブームという一過性のものではないという認識が広がっています。現代AIの中核テクノロジーである機械学習・ディープラーニングは翻訳、医療、製造、小売り、自動運転、インフラ点検など幅広い分野で使われるようになり、現代社会になくてはならない技術となりました。一方、機械学習・ディープラーニングを支えるIT技術は従来からのCPUやGPUが流用され、必ずしも効率がいいとは言えません。
SambaNova Systemsは2017年11月にアメリカ・シリコンバレーのパロアルトでスタンフォード大学の2人の教授Kunle OlukotunとChris Ré、サン・マイクロシステムズ及びオラクルでSPARCプロセッサの開発責任者していたRodrigo Liangによって創業されました。SambaNova Systemsは「新しいAI時代」にふさわしいソフトウェアとハードウェアのフルスタック・ソリューションを開発する会社として、シリーズDラウンドで10億ドル以上の投資を得た最大のAIスタートアップ企業で、既に500人以上のAIエンジニアが集っています。社名のSambaNovaはブラジル育ちの共同創業者でCEOのRodrigo Liangにちなみ、踊りのサンバダンスと新しいを意味するNovaから作られた造語で、「新しいダンス」を意味します。
SambaNova Systemsはソフトウェア定義型ハードウェアのアプローチを取り、独自のReconfigurable Dataflowアーキテクチャに基づくAIプロセッサであるReconfigurable Dataflow Unit (RDU、TSMC 7nm技術を採用)から、RDUを最適に動作させるためのメモリや通信アーキテクチャを備えたハードウェアシステム(19インチラックサーバー)、さらにDataflowプログラミングモデルを最適に実行するためのSambaFlowコンパイラやランタイム、ライブラリなどを開発し、既にDataflow-as-a-Service™️とDataScale®️製品として出荷しています。
SambaNova Systemsの製品は従来のIT技術の流用では非常に効率が悪い自然言語処理や、実行が不可能であった超高精細の画像認識など、「新しいAI時代」の社会実装に欠かせないソリューションを提供します。
「新しいAI時代」の「新しいダンス」をSambaNova Systemsと一緒に踊りませんか?